科目としての理科は決して嫌いではないはずの長男、なぜかSAPIX新4年生の理科の勉強はいまひとつ乗り気ではない様子。もしやと思って聞いてみたところ、テキストの構成がとっつきにくいのが理由でした。
SAPIXの教材を使い倒すのが基本方針なので、とっつきにくいテキストにどう慣れさせるのかが併走母の課題ですが、それはともかく、評判のよい教材はみておきたいと思い、理科の教材についてほんの一部調べてみました。
四谷大塚”予習シリーズ理科 4年生”
長男に見せたところ、”これならやれそう!”ということで、さすがに天下の予習シリーズ。子どもひとりでも読みすすめられる体裁、わかりやすいカラー図版、このテキストなら楽しみながら基礎知識を身につけられそう。ただ上下巻にわかれているのと、カリキュラムが全く異なるので、対応する箇所を探し出す作業が煩雑。上巻は2020年度版が販売されているけど、下巻はまだ2019年度版(一体どの程度改版されているのでしょうか?)なことと、WEB購入の場合、送料が高いので下巻の購入を躊躇中。
啓明舎編”小学理科か・ん・ぺ・き教科書 新しい教養のための理科”(基礎編・応用編Ⅰ・Ⅱ)
予習シリーズの下巻の購入を迷っていたときにTwiterで流れてきて知りました。啓明舎は授業自体の費用も良心的で、知人のお子さんも通っていて好印象。書店で普通に購入できるのもメリット。タイトルのとおり内容は教科書的で、予習シリーズほどの親しみやすさはないけれど、パッとみたところ新4年なら基礎編一冊だけで対応している印象なので該当単元を探しやすい点と、SAPIXのテキストのレベル感と一致する点*1、カラー図版とグラフ等が見やすくわかりやすい点において副教材として使いやすそうです。
これ以上手を広げても仕方ないので、我が家はSAPIXの理科のテキストを中心に”新しい教養のための理科”(基礎編)や図鑑を副教材として当面は進めていく予定です。
スタディサプリ
SAPIXの動画配信が開始する前に、お試し登録しました。応用講座は中学受験に対応しており、評判どおりわかりやすく、お手頃価格で全学年全科目網羅されており、SAPIXの動画配信の今後の状況次第では継続してもよいかなと迷っています。
以下は、店頭等で確認した教材。
”中学入試 くらべてわかるできる子図鑑 理科 改訂版”(旺文社)
タイトルのとおり違いが見やすく、わかりやすいです。いまはまだ不要ですが、ある程度基礎知識の習得が進んで5年生か6年生になったら購入すると思います。リビングにおいて、隙間時間に眺めてほしい一冊。
小学教育研究会”自由自在”(受験研究社)
書店で何度か確認し迷いましたが、分厚いので長男が自分で扱うのは使いにくそうに思いました。SAPIXのカリキュラムの副教材で使用する場合は、新4年生でも高学年版が必要になりそうです。
現在“LEARN at HOMEプロジェクト”の一環として、3月31日までの期間限定無料公開中*2
…根が凝り性で調べるのが好きなので、ついつい教材研究?も熱が入るのですが、これはもはや趣味の領域なのではと自問自答する伴走母の試行錯誤はまだまだ続きます。