フルタイムで働く母の受験伴走雑記

2023年長男中学受験・2024年長女大学受験の伴走雑記

自宅で復習テスト

SAPIXの春季講習(首都圏)は当初3月28日(土)から開始する予定でしたが、都知事の外出自粛要請を受けて、28〜29日は休講となりました。春休み開始早々の週末からの春季講習は率直なところ(親子ともども)気乗りしなかったので、むしろ週末をのんびり過ごすことができてよかったとすら思っています。

3月25日に予定されていた復習テストの問題と解答用紙が配布され自宅受験となったので、週末の二日間にわけて二科目ずつ取り組みました。やる気ナッシングの様子が明らかな解答用紙を提出用の封筒にいれながら、小学3年生に自宅受験のテストは厳しいよなあと内心で嘆息したり。

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新型コロナ感染症対策の局面におけるSAPIXの決定には、一本筋の通った姿勢が明確にかんじられるとはいえず、状況が日々変動しているのでやむをえないと思う一方で、少々残念な思いがあります(おそらく現場の講師の先生方も振り回されているはずなので気の毒です)。ただメールのタイトルに休講を明記してくれるようになったり、できる範囲での配慮も感じられます。”何を優先するのか”、非常時にはあらゆる組織がそれをつきつけられますね。

 

観測している範囲に限りですが、小規模で小回りの効く塾の方が子ども自身を中心とする対応をしているように見えます。判断を下す経営層と最前線の距離が近い強みなのでしょう。*1

…色々思うことはありますが、我が家は我が家のペースを崩さず、状況に応じて臨機応変にやるべきことを淡々とするしかないなあと思う伴走母の試行錯誤はまだまだ続きます。

 

 ↓基礎トレ、音読、漢字は毎日のルーチンです。

1日6分、楽しくスイスイ覚えられる  漢字が好きになるドリル 小学4年生

1日6分、楽しくスイスイ覚えられる 漢字が好きになるドリル 小学4年生

  • 作者:坂本 七郎
  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

*1:そういう対応をしている塾のひとつに、わたしが長男を通わせたかったところがあり、通塾経路の都合で諦めたのですが、うう〜んと考えてしまいます

"最強の中学受験"

きょうこ先生こと安浪京子氏の”最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール”をKindleで読みました。

中学受験をする子どもの親がもつ悩みベスト5を

1「 なかなか伸びない子どもの成績」 という 悩み

2「 子どものやる気・集中力」 という 悩み

3「 親子バトル・親子関係」 という 悩み

4「 志望校選び」 という 悩み

5「 ゆれにゆれる親のメンタル」 という悩み

 とし、それぞれの悩みの解決法を提示してくれます。

我が家で早速取り入れたのがテストの解き直しの方法と、”親がフォローする部分と子どもの自立や主体性を育むために手を引く部分を明確に”することです。”親の仕事は環境を整えること”という言葉に深く反省し、早速テキストの準備は本人に任せ始めた伴走母なのでした。

最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール

最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール

  • 作者:安浪京子
  • 発売日: 2018/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

SAPIXの家庭学習4:理科の副教材【新4年3月時点】

科目としての理科は決して嫌いではないはずの長男、なぜかSAPIX新4年生の理科の勉強はいまひとつ乗り気ではない様子。もしやと思って聞いてみたところ、テキストの構成がとっつきにくいのが理由でした。

SAPIXの教材を使い倒すのが基本方針なので、とっつきにくいテキストにどう慣れさせるのかが併走母の課題ですが、それはともかく、評判のよい教材はみておきたいと思い、理科の教材についてほんの一部調べてみました。

 

四谷大塚”予習シリーズ理科 4年生”

長男に見せたところ、”これならやれそう!”ということで、さすがに天下の予習シリーズ。子どもひとりでも読みすすめられる体裁、わかりやすいカラー図版、このテキストなら楽しみながら基礎知識を身につけられそう。ただ上下巻にわかれているのと、カリキュラムが全く異なるので、対応する箇所を探し出す作業が煩雑。上巻は2020年度版が販売されているけど、下巻はまだ2019年度版(一体どの程度改版されているのでしょうか?)なことと、WEB購入の場合、送料が高いので下巻の購入を躊躇中。

 

啓明舎編”小学理科か・ん・ぺ・き教科書 新しい教養のための理科”(基礎編・応用編Ⅰ・Ⅱ)

予習シリーズの下巻の購入を迷っていたときにTwiterで流れてきて知りました。啓明舎は授業自体の費用も良心的で、知人のお子さんも通っていて好印象。書店で普通に購入できるのもメリット。タイトルのとおり内容は教科書的で、予習シリーズほどの親しみやすさはないけれど、パッとみたところ新4年なら基礎編一冊だけで対応している印象なので該当単元を探しやすい点と、SAPIXのテキストのレベル感と一致する点*1、カラー図版とグラフ等が見やすくわかりやすい点において副教材として使いやすそうです。

これ以上手を広げても仕方ないので、我が家はSAPIXの理科のテキストを中心に”新しい教養のための理科”(基礎編)や図鑑を副教材として当面は進めていく予定です。

 

スタディサプリ

SAPIXの動画配信が開始する前に、お試し登録しました。応用講座は中学受験に対応しており、評判どおりわかりやすく、お手頃価格で全学年全科目網羅されており、SAPIXの動画配信の今後の状況次第では継続してもよいかなと迷っています。

 

 

以下は、店頭等で確認した教材。

”中学入試 くらべてわかるできる子図鑑 理科 改訂版”(旺文社)

タイトルのとおり違いが見やすく、わかりやすいです。いまはまだ不要ですが、ある程度基礎知識の習得が進んで5年生か6年生になったら購入すると思います。リビングにおいて、隙間時間に眺めてほしい一冊。 

中学入試 くらべてわかるできる子図鑑 理科 改訂版

中学入試 くらべてわかるできる子図鑑 理科 改訂版

  • 発売日: 2018/04/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 小学教育研究会”自由自在”(受験研究社)

書店で何度か確認し迷いましたが、分厚いので長男が自分で扱うのは使いにくそうに思いました。SAPIXのカリキュラムの副教材で使用する場合は、新4年生でも高学年版が必要になりそうです。

現在“LEARN at HOMEプロジェクト”の一環として、3月31日までの期間限定無料公開中*2

prtimes.jp

 

…根が凝り性で調べるのが好きなので、ついつい教材研究?も熱が入るのですが、これはもはや趣味の領域なのではと自問自答する伴走母の試行錯誤はまだまだ続きます。

 

 

*1:SAPIXの”ボウフラのさなぎは「オニボウフラ」という”にもそこまで必要な知識なの!?と仰け反りましたが、啓明舎の基礎編の”メダカの学名は〜”にもレベル高っと驚きました。

*2:登録サイトから登録するとLINEの友達になり、認証情報が送られてきます。

”見捨てられたクラス”

Kindle Unlimitedで読みました。

舞台はどこかの大手予備校(モデルはSAPIX?)の6年生の成績が一番下のクラス、主人公はそのクラスを担当する塾講師の先生。前半はそのクラスの日常の授業の様子、クライマックスは2月初旬の受験本番。…という中学受験のリアルを描いた小説。

読み終えてから少し調べたところ、筆者は実際の塾の講師の方で、もともとはどこかのブログに連載されていたそうです。授業風景の描写における細かいエピソードを含めて、あのリアルさは”中の人”ならではと納得しました。*1

ラストは賛否両論あるようですが、わたしは好きです。登場するある生徒さんにあやかりたい…とつい思ってしまう伴走母なのでした(長男は全く違うタイプです、念の為)。

見捨てられたクラス

見捨てられたクラス

  • 作者:広田 駒
  • 発売日: 2019/04/18
  • メディア: Kindle版
 

 

*1:”二月の勝者”はきっと綿密な取材をもとに描かれていますよね。創作者の方々の力にはいつも敬服します。

受験小道具の話2:【スタンプ】

SAPIXのテキストナンバーや小テストの番号だけでは”いつやったのか”を調べないとわからなくなるので、持ち帰ってきたらすぐに日付印を押しています*1

職場で愛用しているのはshinyだけど、shinyは欧文表記なので、子どもが扱うには直感的にわかりにくい。そんなわけで自宅ではCOLOPを使用しています。テキストやテストだけでなくノートの日付等にも使用できるので毎日大活躍。

 

もうひとつの愛用スタンプはお馴染みフリクション。もともと各種持っていて*2、長男がクリアしたときには”桜”、間違えた問題には”叫び”のスタンプを使用中。”○””×”ももっているけど、遊びココロがあった方が勉強も楽しい(わたしが)。多分宿題をみてくれるSAPIXの先生方もくすっと笑ってくれているのではと想像。

…伴走母は、こんなところでも試行錯誤。いや単なる文具好き?

スタンプ画像

 

*1:これは去年の反省で、三年生の授業内テストは漢字だけだけど、このテストには番号が記載されていないのです。

*2:余談ですが、大量のフリクションスタンプの保管には綿棒の空き容器が使いやすいです。

SAPIXの家庭学習3:漢字の学習【新4年3月時点】

我が家の長男の臨時休校期間中の重点テーマは、漢字の学習。できれば4年生の範囲を予習しておきたいと思うけど、現時点では小学校から大量に出された3年生の復習とSAPIXの授業の復習のみ。でも焦って進めることより、着実にマスターする方を重視。

3年生のときに試行錯誤ののちに辿り着いた、現時点での漢字の学習方法は、"[さかもと式]見るだけ暗記法”に準拠。まず10文字くらいの回答を30秒間見る。次に1分間で書ける問題を書く。間違えた問題は、赤字で丁寧に正解を書く。その赤字の正解を30秒間見る。再度1分間で書ける問題を書く。…とこれを繰り返すと、2〜3回で確実に書けるようになる。できるときは、翌日に再度テストすると一層定着する。

そんなわけで漢字の練習に本腰を入れなおして数日。見る間に長男の字が上達し、違う子どもの書いた字のように丁寧になった。この調子で着実に一歩一歩進んでほしい。

 

↓「漢字が好きになるドリル」の3年生を昨年夏に取り組んだのが"[さかもと式]見るだけ暗記法”との出会い。上に書いたのは我が家流アレンジなので、気になった方は是非本書をご覧ください。各学年版があります。

1日6分、楽しくスイスイ覚えられる  漢字が好きになるドリル 小学4年生

1日6分、楽しくスイスイ覚えられる 漢字が好きになるドリル 小学4年生

  • 作者:坂本 七郎
  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

ピンチされどチャンス

長男の通う小学校は3月2日午後から臨時休校となった。新型コロナウイルス感染症対策で、仕事も家庭も大ピンチに陥っているのだけど、家庭学習に取り組める貴重なチャ〜ンス!!と思った伴走母である。

何に取り組みたいかというと、まずは漢字。とにかく最優先は漢字。

SAPIX新4年の授業が開始して、漢字に一番手こずっている。3年後半で相当に頑張って回復し、得点源になっていたのに、またスタート地点に戻ってしまった。この数週間、”漢字だけは先取りしておくべきだった…”と何度も反省したので、この機会に4年生の漢字を先取りする。

次が算数を中心にこれまでの総復習。この1ヶ月、毎週のサイクルを回すのに必死だったので、少し落ち着いて復習をして、定着を図りたい。

なお長男の学習スケジュールは基本的にわたしが作成しているけれど、中学2年生の長女に対しては学習面ではもはや口出しはしていないので、今回の臨時休校期間は毎朝当日のスケジュールを連絡させる予定。