フルタイムで働く母の受験伴走雑記

2023年長男中学受験・2024年長女大学受験の伴走雑記

地図帳に見る塾の特徴【4年10月時点】

”ATLAS”はSAPIXの地図帳、”考える社会科地図”は四谷大塚の地図帳です。本人が気にしていなかったので転塾後も”ATLAS”をそのまま使用していたのですが、塾のカリキュラムに授業回と”考える社会科地図”の参照ページが記載されているのを発見したので、やはり購入することにしました。

どちらも中学受験生向けの地図帳なので、基本的には掲載されている内容は同じです。ただ”ATLAS”は成熟度が高く、”考える社会科地図”の方が親しみやすい印象をもちました。その理由はふたつあり、ひとつには前者は各地方の詳しい地図だけが掲載されていますが、後者は詳しい地図の手前に、より重要な内容に絞ったやさしい地図が掲載されていること。ふたつめは、前者は地方ごとの資料が見開き2頁に要点が効率的にまとめられているのに対して、後者は各地方が概ね5頁に整理されており、より丁寧に説明されていることです。

”ATLAS”がストイックなまでに”The勉強”なのに対して、”考える社会科地図”はカラー写真が豊富に掲載されており、眺めているだけでも楽しめます。総頁数は前者が142頁、後者が160頁でした。

どちらがよいということではなく、この地図帳の作りの違いには塾の特徴がよく表れているなぁとしみじみ感じてしまいました。

なお”ATLAS”は発行が帝国書院(装丁が特装なだけで中身は帝国書院の地図帳と同じ?機会あがあったら比べてみたい)、”考える社会科地図”は編集著作者に帝国書院編集部と記載されており、さすがに地図帳は完全オリジナルではないのですね。

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10月初旬に組分テストがあり、初めて全範囲を授業で学んだ組分けとなりました。カリキュラムテストの時点でこれまでとは違う手応えがありましたが、組分けテストでも結果につながりました。記録のために書いておくと、偏差値順では国語>理科>算数>社会でした。どの教科も大きな差はありません。

勉強は本人の課題と親側の整理がついたことで軌道に乗り始めたようです。