フルタイムで働く母の受験伴走雑記

2023年長男中学受験・2024年長女大学受験の伴走雑記

SAPIXの家庭学習1:枠の確保【新4年2月時点】

SAPIX保護者がテキスト整理とともに悩むのが、家庭学習の多さ。SAPIXの宿題のボリュームはよく言われるけど、でも四大中学受験塾は大体どこも同じでは?と最近思う。

塾にいる時間は限られているから、塾で演習までしようと思うと必然的に塾の滞在時間は長くなる。塾弁の負担はあるけれど、そういう塾を選ぶ方が共働き家庭では楽な場合もあるのも事実。SAPIXの授業はあくまで授業で、演習は家庭でそれぞれのペースで行うというのはある意味合理的。

よく言われることだけど、何かを習慣にする時にはどの時間枠で何をするかを決めることが肝要。家庭学習も同じく。現時点の長男の家庭学習の枠は、放課後〜夕方と、夕食後の二つの枠。

まず学校から祖父母宅(自宅近く)に帰り、祖父宅で学校の宿題と基礎トレ、家庭学習を行う。この時間枠は、算数や理科、漢字などの問題を解くいわば"作業系"の学習をしている。勉強する内容は、LINEでチェックリスト化して毎朝送り、必要な教材は毎朝祖父母宅に届けておく。ここでの学習時間は本人によると30分〜1時間弱。残った時間は、図書館から借りてきた図鑑や書籍を読んで過ごす。

夕方に自宅に戻り、ひといきタイム。Minecraftで遊んだり、コミックを読んだりの自由時間。

そして、夕食後には”理解系”の勉強タイム。ひとりで解いた問題の直しや国語の読解や記述、社会のノート作りなどを会話しながら一緒に勉強する。ここは1時間。従って、塾のない平日は1.5時間〜2時間の家庭学習時間となる。SAPIXの授業のある日は、帰宅後には簡単に当日の授業の振り返りをする程度。

現時点では朝はあえて勉強タイムは設定していない。朝勉強を始めたら、長男は一日中勉強に追われることになってしまう。5年生になって通塾回数が増えたら、夜勉強をやめて朝勉強にシフトすることも視野にいれるけど、いまは一緒にソファに並んでテレビの情報番組をみる10数分が長男とわたしの双方のリラックスタイムで、それぞれに慌ただしい一日が始まる前のホッとひといきつく時間。

現状はこんな枠組で、様子をみながらまた調整を重ねる。伴走母の試行錯誤は続く。